るーくのにっき 〜ゴールデンレトリバー ルークの脳腫瘍闘病記〜

ゴールデンレトリバー ルークの脳腫瘍闘病記です

MRIの結果と、治療方針

めちゃくちゃ時間が経ってしまいました…。
MRIの結果編です。




症状まとめはこちらから☟

2525luke.hatenablog.com
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問診票を見ながらの症状の説明や、今のところ考えられる病気、MRI検査における全身麻酔のリスクの説明などなどが終わり、いざ検査へ。
ルークを病院に預けて一旦帰宅。

午後、病院から結果が出たとの連絡をもらい、結果を聞きに病院へ。

ちなみにここまでの症状でたくさん検索して、脳腫瘍や脳梗塞てんかん、三半規管の病気等、めちゃくちゃ調べました。
たくさん調べて、いろいろやサイトやブログを読んで、あらかじめわたしの中の最高の想定と最悪の想定を用意していました。

■最高の想定として(可能性は低いけど)
・炎症とか一過性のもの
・治療をすればすぐによくなる

■最悪の想定
・脳腫瘍
・余命は長くて2ヶ月

これくらいの気持ちで病院へ向かいました。

MRIの結果

MRI検査の結果は、次のようなものでした。

・脳腫瘍。しかもど真ん中で、かなり大きい。
・髄液が脳に溜まってしまっていて、脳圧がかなり上がっており、水頭症を併発している。
・このままだといつ亡くなってもおかしくない。早めに脳圧を下げる処置をしないと一週間も生きていられるかわからない。

もうね、最悪の想定を遥かに超えてくる最悪中の最悪の結果でした。呆然。

先生がMRIの画像を見せてくれて、
「正直、かなり厳しい状態です…。」とか言うの。
ドラマ?ドラマなの?ドッキリ?
そんなことある???

(※こんな感じで書いてるけど、実際は車に戻ってからめちゃくちゃ泣きました。まあ引くほど泣きました。)

その時のMRIがこちら↓

f:id:lukethegolden25:20211012184746j:plain
ルークのMRI。真ん中の白いのが脳腫瘍。とっても大きい。


ゴールデンレトリバーはわりと脳腫瘍好発犬種らしいけど、ここまで大きいのはなかなかいないらしく、4歳でここまで大きいとなると、おそらく生まれつきなんじゃないかなあ…とのことでした。

とりあえずルークは全身麻酔から目は覚めているものの、まだ覚醒しきっていないので入院させることに。

治療方針

これからの治療方針の選択肢としては
■外科手術
→腫瘍摘出及びv-pシャント設置
・術後の回復次第だけど入院は2週間程
・費用はだいたい200万くらい
このブログを見てくれている人は費用についても知りたいかなって思うので書きますけど、実際はこれを軽く超えました。
金額は体重によってもだいぶ変わるようで、ルークは大型犬(この時だいたい35kgくらい)だったので、その分費用も高額になってしまったみたいです。でも金銭面に関しては文句を言うつもりもないし、後悔もしていません。
(もし万が一、もっと詳しく知りたい人がいたらお問い合わせフォームから聞いていただければ答えられる範囲で答えます。)

抗がん剤
放射線治療
→効果はあまり期待できないかもしれないけど、手術に踏み切れない場合はこっち。


めちゃくちゃ悩みました。
もう本当にめっっっちゃくちゃ悩みました。
状況が状況だったので、あんまり悩む時間なかったけど。

だけど、脳外科の専門の先生からの、
「このままじゃいつ亡くなってもおかしくないし、まずはこの大きい腫瘍を取るところからが治療のスタートだ。」
という言葉で、手術をお願いすることに決めました。
手術をすることでルークに負担をかけてしまうかな…。とか、ルークは手術を望んでいないかもしれない…。とか、いろいろ考えたけど、やっぱりできる限りのことはしてあげたかった。

それに、少しでもルークと一緒に生きていられる時間が長くなる可能性があるなら、その可能性に賭けたかった。
あと、このままルークが亡くなってしまったらきっと、やっぱり手術すればよかったかな…って一生後悔してたと思うから。

そして、いろいろな偶然が重なり、この検査の翌日に腫瘍摘出とシャント設置の手術をすることになります。
ちなみに手術はなんと11時間かかったみたいです。
すんごい子供みたいな感想ですけど、お医者さんって本当にすごいなって思いました。
私がもし今高校生とかだったら、絶対に獣医になる!って言い出してたと思う。


ちなみにこれは以前の記事のコメント欄にも書いているんだけど、私は手術を選んだけど、だからと言って一概に手術を勧めるわけではありません。
やっぱり「ペットの治療」に対する価値観って人それぞれだと思うし。
あと年齢とか、体力とか、そういうのとの兼ね合いもあるだろうし。
ただ、私は手術を選んだことに対しては後悔はしていないけれど、入院が長引いてしまったので寂しい思いをさせてしまったかな…っていう後悔は正直あります。
たぶん、同じ状況になったら私はまた手術をお願いすると思うけど。

このブログを読んでくれている人は、きっとわんちゃんや猫ちゃんのことが大好きだと思います。
その子たちが病気になったとき、治療の選択を迫られたとき、飼い主さんたちは何を選んでも、どんな結果になっても、きっと少なからず何かしらの後悔はします。
後悔しないくらい元気に回復してくれるのが一番ですけどね。
だけど、その子たちのことは飼い主さんが一番よくわかっていると思うし、その子のことを考えてその子のためを思って決めた選択肢が、最善の選択肢なんだと思います。


というわけで、続きはまた今度✎


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