るーくのにっき 〜ゴールデンレトリバー ルークの脳腫瘍闘病記〜

ゴールデンレトリバー ルークの脳腫瘍闘病記です

脳腫瘍と診断されるまで[前編]

これから何回かに分けて、ルークが脳腫瘍と診断されるまでの症状と経緯をまとめておこうと思います。

当時メモ程度に残しておいたものを見返してたら、こんなんだったな〜って思って泣いちゃいました。
すぐ泣いちゃう。




ルークの症状

ルークがMRI検査を受け、脳腫瘍および水頭症と診断された時の症状は、次のようなものでした。

・頭が左を向いてしまう
・旋回(左回り)、徘徊
・食欲不振
眼振
・おしっこが多い
(たまに失禁してしまう)
・寝てばかり
・一度寝てしまうと自分で立ち上がれない
(立ち上がるのを手伝ってあげると一人でも立っていられるけど、症状が悪化してからは寝起きは全然力が入らなくて立つことも難しかったです。)


犬の脳腫瘍の症状で比較的多いのは痙攣発作のようですが、ルークはわかりやすい痙攣発作は一度も起こしませんでした。

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一人で立ち上がれないので、補助ハーネスをつけて寝ていました。3時間に1回くらい体勢を変えたいようで足を動かしていたので、寝返りとおしっこをさせていました。


脳腫瘍と診断されるまで[前編]
8月12日(水)

いつも通りの夜のお散歩中、
ルークの歩き方が何か変だな…
と思ったのが最初に確認できた症状でした。

ルークはもともと軽い外耳炎を持っていて、耳のお薬をいれてもらうために月一で動物病院に通っていました。
この日の午前中にもかかりつけの動物病院に行って、耳にお薬をいれてもらって帰宅しました。

その後、いつも通りの一日を過ごして夜の散歩に出かけると、ルークはずっと道路の左側に寄って歩いていました。
何か変だな…と思って歩き方をよく見ていると、左側に傾いて歩いているようでした。右側に誘導しても、どんどん左側に傾いて行ってしまうし、たまに左回りにくるんと回りながら前に進む感じでした。

耳にお薬を入れたからバランス感覚が変なのかな、と思いながらも普通にお散歩を終えました。

8月13日(木)

前日から引き続き、歩き方が左側に傾いていました。
普通に立っていても頭が少し左側を向いている状態でした。
木曜日だったので動物病院がお休みで、次の日に行こうと思い様子をみることに。

そしてこの日の夜、突然お座りの状態からふらふらとして、力が抜けたようにバタッと倒れました。
目線も定まらないし、呼吸も少しおかしかった。
今考えるとこれも発作のひとつだったのかな、とも思います。

「発作や明らかな症状が出たらその様子を獣医さんに見せられるように動画を撮っておくといい」とよく言うけど、実際そんな余裕はありませんでした。

これはおかしい、と思い夜間救急へ電話して行くことに。
ちなみにルークは飼い主の心配をよそに数分でけろっとしていました。
夜間救急に向かっている車ではいつも通りだし、診察中も頭の傾き以外はそれなりに元気でした。
夜間救急ではMRI等の詳しい検査はできないらしく、そこでは原因はわかりませんでした。
ですが、この時点の症状で疑わしいのは耳(三半規管の問題)と言われ、データをかかりつけの動物病院へ送るので、明日そちらへ行ってくださいとのことでした。

8月14日(金)

いつもの動物病院へ行き症状を説明したところ、この時点での症状で考えられるのは
・バランス感覚が保てなくなる前庭疾患のようなもの
・脳の病気(脳梗塞や脳腫瘍)
でした。
年齢的に若いので脳腫瘍の可能性は低いとは思うけれど、以前同じくらいの年齢のわんちゃんが脳腫瘍だった前例があったらしく、可能性は捨てきれないと言われました。

前庭疾患だった場合は2.3日で徐々に良くなってくるとのことで、一旦様子をみることに。

徐々に悪くなっていく場合は脳に原因がある可能性があるので、原因を特定するには大きい病院でMRI検査をするしかない。ただ、MRIで脳に疾患がみつかっても、場所によっては治療も限られてくる。
そしてMRI全身麻酔だし、大型犬のため費用も高額となるので家族でよく相談してねと言われました。
(ちなみに検査費用は約20万円でした。体重にもよるみたい。参考までに。)

徐々に良くなることを祈っていましたが、ここからルークの症状は徐々に悪化していき、MRI検査を受けることになります。


長くなってしまうので続きは [後編] へ ✍︎

[後編]はこちら☟
2525luke.hatenablog.com


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